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7/27 『教室を生きのびる政治学』刊行記念トーク 岡田憲治さん×上西充子さん しんどい社会で、仲間を増やす言葉をさがす

7/27 『教室を生きのびる政治学』刊行記念トーク 岡田憲治さん×上西充子さん しんどい社会で、仲間を増やす言葉をさがす

岡田憲治さん×上西充子さん

イベント内容

開催日時:
2023年7月27日 (木)19時 30分~21時00 分

内容:
日々の生活のなかで心身が潰されてしまわないように、政治学の知恵をわたしたちの糧(かて)にしようと呼びかける新刊『教室を生きのびる政治学』(晶文社)。著者で政治学者の岡田憲治さんは、学校で悩む若者にもコミュニティで悩む大人たちにも、「自己責任論なんか無視して、何度でもやり直そう」と語りかけます。大人になっても不完全なわたしたちが、それでもなお物事を動かしたり決めたりするのに必要な方法や心がまえを提案します。

一方、『呪いの言葉の解きかた』(晶文社)や『政治と報道』(扶桑社新書)などを著した上西充子さんは、労働問題やキャリア教育の専門家です。政治の世界にも日常生活にも広がる理不尽さに対し、「声を上げよう」と言われても「そんなの無理」と思ってしまう、その現実の中にある抑圧の構造に目を向け、風通しの良い世界を展望します。

おふたりに共通するキーコンセプトは、「わたしたちは、実はゼロベースではない」。若い層の人たちも大人たちも、これまでに得てきた経験や知識がすでにある。同じように、どんな物事にも制約や条件があって、行く手を阻むことがある。理想と現実に揉まれながら、それでも生き抜いていく真のリアリズムを探ります。

このイベントのチケットは現在販売しておりません。

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  • 岡田憲治(おかだ・けんじ)

    専修大学法学部教授。専門はデモクラシー思想。著書に、PTAに参加しながら政治学的に自治を考える『政治学者、PTA会長になる』(毎日新聞出版)、『なぜリベラルは敗け続けるのか』(集英社インターナショナル)、『デモクラシーは、仁義である』(角川新書)、『ええ、政治ですが、それが何か?』(明石書店)、共著に『転換期を生きるきみたちへ』(内田樹編、晶文社)、『「踊り場」日本論』(小田嶋隆との共著、晶文社)など多数。愛称オカケン。広島カープをこよなく愛する2児の父。

  • 上西充子(うえにし・みつこ)

    法政大学キャリアデザイン学部教授。専門は労働問題。2018年6月より、「国会パブリックビューイング」の代表として、国会の可視化に向けて取り組んでいる。2018年の新語・流行語大賞トップテンに選ばれた「ご飯論法」の受賞者のひとり。2019年、日隅一雄・情報流通促進賞の奨励賞を受賞。著書に『呪いの言葉の解きかた』(晶文社)、『国会をみよう 国会パブリックビューイングの試み』(集英社クリエイティブ、第10回日本ジャーナリスト協会賞大賞)、『政治と報道 報道不信の根源』(扶桑社新書)など。

  • 教室を生きのびる政治学/岡田憲治 著

    出版社:晶文社
    ISBN:9784794973597

    税込:1870円