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7/15 小川さやか×松村圭一郎×佐久間寛『負債と信用の人類学――人間経済の現在』刊行記念トークイベント

7/15 小川さやか×松村圭一郎×佐久間寛『負債と信用の人類学――人間経済の現在』刊行記念トークイベント

小川さやか先生×松村圭一郎先生×佐久間寛先生

イベント内容

開催日時:
2023年7月15日(土)19:30~21:00

内容:
2011年(2016年、日本語訳刊行)に刊行された文化人類学者デヴィッド・グレーバーの『負債論』(以文社)。人類5000年の歴史をさかのぼりながら、負債と貨幣の謎を解明しようとする同書は、世界的なベストセラーとなり、日本でも大きな反響を呼んだ。この『負債論』を出発点として、現代社会における負債と信用の在り様を探究する論集『負債と信用の人類学』には、グレーバー本人の未邦訳の論文も含めた、多岐にわたる論考が収録されている。世界を覆い尽くす資本主義経済のなかで、人類学がキーワードとしてきた「人間経済」は果たしてどんな意味を持ちうるのか。編者と著者による刊行記念トークイベント。

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  • 小川さやか

    立命館大学先端総合学術研究科教授、専攻はアフリカ地域研究、文化人類学。主著に、『都市を生きぬくための狡知 タンザニアの零細商人マチンガの民族誌』(世界思想社、2022年)、『「その日暮らし」の人類学 もう一つの資本主義経済』(光文社新書、2016年)、『チョンキンマンションのボスは知っている アングラ経済の人類学』(春秋社、2019年)がある。

  • 松村圭一郎

    岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。著書に『所有と分配の人類学』(世界思想社)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社、第72回毎日出版文化賞特別賞)、『くらしのアナキズム』(ミシマ社)、『小さき者たちの』(ミシマ社)、『旋回する人類学』(講談社)など、共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)、『働くことの人類学』(黒鳥社)がある。

  • 佐久間寛

    明治大学政治経済学部准教授、専攻は文化人類学、アフリカ地域研究。共同研究会「負債をめぐる比較民族誌学的研究」代表。主要著作に、Présence Africaine: Index alphabétque par auteurs 1947-2016 (Présence Africaine, 2021)、『ガーロコイレ ニジェール西部農村社会をめぐるモラルと叛乱の民族誌』(平凡社、2013年)がある。

  • 負債と信用の人類学/佐久間 寛、林 愛美(訳)、箕曲 在弘(著)、小川 さやか(著)、佐川 徹(著)、松村 圭一郎(著)、酒井 隆史(著)、デヴィッド・グレーバー(著)、キース・ハート(著)、田口 陽子(訳) 著

    出版社:以文社
    ISBN:9784753103768

    税込:4620円