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4/7 佐藤洋一×衣川太一「占領期カラー写真を語る」『占領期カラー写真を読む』刊行記念

4/7 佐藤洋一×衣川太一「占領期カラー写真を語る」『占領期カラー写真を読む』刊行記念

佐藤洋一さん×衣川太一さん

イベント内容

開催日時:
4月7日( 金)19:30~21:00

内容:
連合国軍が日本を占領していた約70年前、意外なことに、カラー写真はすでにありふれたものでした。当時、さまざまな事情で日本にやってきたアメリカ人たちは、日本の人々や風景をさかんにカラーで撮影していました。それらは「占領期」のイメージになじんだ私たちの予想をこえる、おどろくほどあざやかなものばかりです。
2月に刊行された佐藤洋一・衣川太一『占領期カラー写真を読む――オキュパイド・ジャパンの色』は、衣川さんが収集したこうしたカラー写真を、歴史の資料として読み解いたものですが、小さな新書に収め、解説することができた写真は、厖大な「衣川コレクション」のほんの一部でしかありません。このたびは著者二人が、未公開のカラー写真を可能な限り多く紹介しつつ、「オキュパイド・ジャパン」のさらなる深みへと、みなさんをお連れします。
また、3/17にはお2人も編集に関わっている『増補新版 戦後京都の「色」はアメリカにあった!』(小さ子社刊)
https://honto.jp/netstore/pd-book_32331065.html
も発売されますので、ご興味ある方はぜひチェックしてみてください。

このイベントのチケットは現在販売しておりません。

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  • 佐藤洋一(さとう・よういち)

    1966年生まれ。早稲田大学社会科学総合学術院教授。博士(工学)。戦後東京の資料を求めて行った1990年代後半のアメリカで、占領期日本の大量の写真に出会い、衝撃を受けた。以後、占領期日本(主に東京)で撮られた写真を網羅的に見るという無謀な目標のもと、調査を続けている。著書に、『図説 占領下の東京――1945~1952』(河出書房新社)、『米軍が見た東京1945秋――終わりの風景,はじまりの風景』(洋泉社)、『戦後京都の「色」はアメリカにあった!――カラー写真が描く《オキュパイド・ジャパン》とその後』(共編、京都府京都文化博物館。〔増補版〕小さ子社)など。

  • 衣川太一(きぬがわ・たいち)

    1970年生まれ。神戸映画資料館研究員、フィルム資料研究者。2009年にアメリカのオークションサイトで占領期カラー写真が売られているのを発見し、個人的に収集・調査を始める。約1万4千枚を所蔵。佐藤氏と出会ったことをきっかけにコレクションの公開を進める。著書に、『戦後京都の「色」はアメリカにあった!』(共編)など。

  • 占領期カラー写真を読む オキュパイド・ジャパンの色/佐藤 洋一/衣川 太一 著

    出版社:岩波書店
    ISBN:9784004319641

    税込:1254円