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3/22『書きたい生活』刊行記念 僕のマリ×安達茉莉子トークイベント「わたしたちが書くことを続ける理由」

3/22『書きたい生活』刊行記念 僕のマリ×安達茉莉子トークイベント「わたしたちが書くことを続ける理由」

僕のマリさん×安達茉莉子さん(司会=天野潤平さん)

イベント内容

開催日時:
3月22日(水)19時30分~21時00 分

内容:
 2021年9月、『常識のない喫茶店』(柏書房)で鮮烈なデビューを果たした僕のマリさん。失礼な客は容赦なく「出禁」。女性店員になめた態度をとる客には「塩対応」。セクハラ、モラハラ、もちろん許しません。……実在する喫茶店での刺激的すぎる日々を綴ったエッセイは、多くの読者、特に接客業従事者からの圧倒的な支持を得てロングセラーとなりました。

 今回は、その正統な続編にして完結編、『書きたい生活』(同上)の刊行を記念したトークイベントを開催します。ゲストには、『毛布』(玄光社)、『私の生活改善運動』(三輪舎)などの著書のある、安達茉莉子さんをお迎えします。
 おふたりとも、書き手としての共通のテーマに、「生活」があります。また、商業出版だけでなく、文学フリマ等をフィールドとし、個人で創作し続けているという共通点もあります。
 イベントでは、下記のことをお題にしながら、おふたりの現在、これまでと、これからについて、自由に言葉を重ねていく予定です。

・おふたりは、ふだんの「生活」をどのように考えているのか? 
・その生活は、「書くこと」とどのようにリンクしているのか? 
・「エッセイ」を書くことと「日記」を書くことの違いとは? 
・商業出版と個人出版の違いとは? 

 最後に、おふたりの著書から、イベントとも関係するかもしれない、印象的な一節を抜き書きしておきます。
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僕のマリ:「言わなかったことや言えなかったことが、なかったことにならないでほしい。そう思い続けて、そう思うから、そう思っていることを、わたしはずっと書いてきたのかもしれない。」(『書きたい生活』)

安達茉莉子:「ひとつひとつ、そんなことないよ、と思う。幸せになってはいけない、という頭のなかのこの縛りは一体どこからくるのだろうか。箒でひとはき。誰からの幸せを願うように、自分の幸せを願えばいい。」(『私の生活改善運動』)
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 一夜限りの特別なトーク。ぜひふるってご参加ください。

このイベントのチケットは現在販売しておりません。

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  • 僕のマリ(ぼくのまり)

    1992年福岡県生まれ。2018年活動開始。同年、短編集『いかれた慕情』を発表。同人誌即売会で作品を発表する傍ら、商業誌への寄稿も行う。2021年9月に出版した『常識のない喫茶店』(柏書房)は「キノベス!2022」6位にランクイン。その他の著書に『まばゆい』(本屋lighthouse)がある。

  • 安達茉莉子(あだち・まりこ)

    作家・文筆家。大分県日田市出身。東京外国語大学英語専攻卒業、サセックス大学開発学研究所開発学修士課程修了。政府機関での勤務、限界集落での生活、留学など様々な組織や場所での経験を経て、言葉と絵による作品発表・執筆をおこなう。著書に『消えそうな光を抱えて歩き続ける人へ』(ビーナイス)、『毛布 - あなたをくるんでくれるもの』(玄光社)、『私の生活改善運動 THIS IS MY LIFE 』(三輪舎)、『臆病者の自転車生活』(亜紀書房)、『世界に放りこまれた』(ignition gallery)がある。柏書房のwebマガジン「かしわもち」で『あの時のあの感じ』を連載中。

  • 司会=天野潤平(あまの・じゅんぺい)

    編集者。1989 年、静岡県出身。2012 年4 月、ポプラ社に入社。神奈川エリアの書店営業を担当。2013年11月から一般書籍の編集者になる。2020年4月、柏書房に転社。エッセイジャンルでは、僕のマリ『常識のない喫茶店』『書きたい生活』、荒井裕樹『まとまらない言葉を生きる』、三好愛『怪談未満』、絶対に終電を逃さない女『シティガール未満』などを担当。安達茉莉子さんのウェブ連載『あの時のあの感じ』も編集している。

  • 書きたい生活/僕のマリ 著

    出版社:柏書房
    ISBN:9784760155101

    税込:1540円