11/13 岩間 一弘×森枝卓士

『中国料理の世界史――美食のナショナリズムをこえて』刊行記念オンライントークイベント
おいしいアジア料理の歴史を味わう―中国から日本、そして世界へ

[慶應義塾大学東アジア研究所現代中国研究センター共催]

<イベント内容>
世界史的な観点から中国料理の成立と伝播を描く『中国料理の世界史』の著者・岩間一弘さんと、アジアの食文化にかんする本を多く書かれている写真家・ジャーナリストの森枝卓士さん。世界中を旅したお二人が、ここ多文化都市・池袋で中国料理をはじめとする様々なアジア料理の魅力と歴史をとことん語ります。
トーク中に池袋のアジア料理店からテイクアウトした料理を実食!

▼当日ご紹介する予定のお店
※当日テイクアウトするお店を予告なしに変更する場合がありますのであらかじめご了承ください。
「友誼食府」池袋北口
中国各地およびアジア系の調味料・食材が揃う「友誼商店」の脇にあるフードコート。在日中国人や中国現地の味が懐かしくなった元中国在留日本人にはありがたいお店。店長の李衛民氏は、20年ほど前に北京から来日して定住しました。
「プリック」
池袋駅北口
オーナーの中原一雄さんが、中国広東省潮州→ラオス→台湾→日本と移り住んで開いた本場志向のタイ料理店。田中康夫氏や林修氏もファンになったそうです。ラープ(挽肉のハーブ合わせサラダ)とパッタイ(タイ式焼きそば)が美味しかったです。
「四季香」池袋駅北口
池袋は一時期、中国東北部からの移民とその料理店が多かったのですが、現在はそうでもなくなり、今の中国での流行を反映してか、辛い四川料理の店も目立っています。そんななかで、北口にある「四季香」は、中国東北部の延辺料理が中心のお店です。延辺は「朝鮮族」の自治州です。四季香では、お通しにキムチが出され、韓国料理とは異なる中国の朝鮮系の料理が味わえます。
「新彊味道」池袋駅西口
西口にある「新彊味道」は、2019年にオープンした中国の若者に人気の新彊ウイグル料理の店です。ここのラグマン(過油肉拌麺)はおいしく、日本人の口にも合いそうです。 ちなみに、中国で「羊肉串」が有名なのが、新彊と延吉(延辺)です。池袋では、この二地方の羊肉串を、すぐ近くで両方とも味わうことができます。ただし、いつ頃からどういう経緯で、羊肉串が延辺朝鮮族を代表する料理になったのかについては、管見の限り、明らかになっていないようです。中国料理の近現代史には、このように謎が多いのですが、学術的な研究は容易ではありません。

<開催日時>
2021年11月13日(土)
19:30~21:00    
※イベント開始の10分前より入室可能です。
※イベント終了後1週間のアーカイブで視聴できます。

<販売期間>
販売開始:2021年10月13日(水)10:00    

販売終了 視聴のみ 2021年11月13日(土)18:30
     書籍付き 2021年11月13日(土)18:30 

<登壇者紹介>

岩間 一弘(いわま かずひろ)
1972年生まれ。慶應義塾大学文学部教授。専門は東アジア近現代史、食の文化交流史、中国都市史。 2003年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了。博士(学術)。千葉商科大学教授などを経て2015年より現職。 おもな著書に、『中国料理と近現代日本――食と嗜好の文化交流史』(編著書、慶應義塾大学出版会)、『中国料理の世界史――美食のナショナリズムをこえて』(慶應義塾大学出版会)などがある。


森枝卓士(もりえだ たかし)
1955年生まれ。写真家、ジャーナリスト、大正大学客員教授。早稲田大学などでも食文化を講じる。高校在学中、アメリカ人写真家ユージン・スミスと水俣で出会い親交を深め、写真家を志す。国際基督教大学で文化人類学を学び、以後、アジアをはじめ、世界各地を歩き、写真、文章を新聞、雑誌に発表。人気カレーマンガ『華麗なる食卓』(集英社、全49巻)を監修。 おもな著書に、『食の冒険地図』(技術評論社)、『世界の食文化4 ベトナム・カンボジア・ラオス・ミャンマー』(農文教)、『考える胃袋』(石毛直道民族学博物館名誉教授と共著、集英社新書)、『食の文化フォーラム31 料理すること』(編、ドメス出版)、『食べもの記』『手で食べる?』『食べているのは生きものだ』(以上、福音館書店)、『カレーライスと日本人』(講談社学術文庫)などがある。

<チケット案内>
【視聴のみ】
オンラインセミナー視聴に関する情報がダウンロードできます。

【書籍付き】
オンラインセミナーの視聴+岩間一弘さん新刊『中国料理の世界史』(慶應義塾大学出版会)を1冊お届けいたします。

↓↓詳細はそれぞれのチケット購入ページからご確認ください↓↓